interview合格者インタビュー
A・Nさん
2022年度
奈良高校
金沢美術工芸大学 油絵科 現役合格
Q.富雄美術研究所で学んで良かった点はありますか。
A.先生方がやさしく、一人ひとりにしっかりと向き合ってくれる所が1番の魅力だと思います。
ただ大学に合格するためではなく合格したその先の作品制作を見据えた基礎力を身につける事を重視しているのでどんだけ描いてももっと上手くなれるはず!もっともっと素敵なものを描けるようになりたい!とレベルアップを目指したやる気が出るので最後まで楽しかったです。
Q.受験生活ではどんな事を意識して課題に取り組んでいましたか。
A.枚数をこなすことももちろんですがその一枚一枚に向き合って楽しんで描くことが1番上達に繋がったと思います。
定期的に今までのデッサンを振り返って自分のできる部分、できない部分はどこだろうと探していました。毎回描く前にできない部分を一つづつできる部分に変えられるように目標を決めていました。
Q.学科の対策はどうしていましたか。
A.放課後は実技の時間に費やしたかったので高校の共通テスト対策の時間を無駄にしないように活用し、休み時間も単語や暗記教科のインプットに当てていました。
Q.受験で大切な事は何でしょうか。
A.とにかく楽しむこと、自身の身体に向き合って無理しない事です。
描いている最中に周りのことが気になってしまいますが他人は他人、自分は自分と割り切ることも結構大事だと思います。
受験期は不安がいっぱいで雰囲気が重苦しくなりますが一番上達する時期でもあるので諦めずにに楽しんでください。
合格者作品
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S・K さん
2022年度
奈良女子大学附属高校
東京藝術大学 彫刻科 合格
Q.富雄美術研究所で学んで良かった事はありますか?
A.富雄美術研究所は自由に学ばせてもらえるので、受験を勉強と捉えるというかは、好きな事の延長のような感覚で受験にも向き合えました。
なので、受験中も美術は楽しいものだという根幹がぶれる事なく受験する事ができました。
Q.受験生活ではどんな事を意識して課題に取り組んでいましたか?
A.常に本番を意識することと、昨日の自分より成長できているかどうかを気にしながらも、美術を楽しむという事を忘れないように意識していました。
Q.受験で大切な事はなんでしょうか。
熱意
合格者作品
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M・Sさん
2022年度
鹿島朝日高等学校
京都市立芸術大学 デザイン科 合格
Q. 富美で学んで良かった点はありますか?
A. 一人一人に合わせて課題を調整してもらえるのが良かったです。
自分が今調子悪い分野に重点を置いて対策してもらえたりして助かりました(デッサンの調子が悪い時は何回かデッサンを繰り返すなど)。
講評も詳しくしてもらえて自分が今何を克服したらいいのか分かりました。
Q. 受験中はどんな事を意識して課題に取り組んでいましたか?
A. 海外のポスターデザインが集められた本を見て配色を真似したり、CDジャケットの画像を集めて
参考にしたりしていました。基礎事項も意識しつつ、自分の美意識を大切に制作していました。新
しいことも試していましたが、入試が近づいてくると自分の長所が活きるような構成を中心に考え
ていました。
Q. 学科の対策はどうしていましたか?
A. 富美に行くまでに3-4時間くらい勉強していました。普段は過去問や予備校が出している問題集
を中心に、模試も定期的に受けていました。実技の講習中は英単語など最低限のことしかしてい
ませんでした。
Q. 受験で大事なことはなんでしょう
A. メンタルコントロールです。私は休みたいと思ったら休んでいました。たまには何もかも忘れて
ゆっくりするのも大事だと思います。
Q. これから受験する方に伝えたいことがあればどうぞ。
A. 私は入試直前期にメンタルが落ちてしまってあまり課題をこなせてなかったのですが、これは本
当に良くないので(私は逆に開き直って全く緊張せずに試験を受けられましたが)、
普段から自分の機嫌を自分でとれるように、落ち込んだ時のルーティーンを決めるなどしておくと
いいと思います。
制作で迷うことも多いと思いますが、最終的には自分が満足できるものを作れたかどうかが大切
だと思うので、迷ったら自分がやりたいもの、かっこいいと思うものを表現するに尽きると思いま
す。情熱をもって作ったものは絶対に人に伝わります。
本当にしんどくなった時は美術が好きという気持ちを思い出すと自然と前向きになれると思いま
す。美術が好き、作るのが楽しいという気持ちを忘れず頑張ってください!
合格再現作品
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H・I さん
2022年度
奈良高校
多摩美術大学 統合デザイン 現役合格
Q. 富美で学んで良かった点はありますか。
A. 少人数制なのでひとりひとりの講評にしっかり時間をかけていただけるところや、描き方や構図の個性を大事にしてもらえるところが良かったです!また、通常授業では皆で一つの課題をするのではなく、ひとりひとりに課題を出してもらえる点も私に合っていました。
Q. 学科の対策はどうしていましたか。
A. 共通テストでは国語(現代文)と倫理を選択しました。国語は過去問を中心に、倫理はYouTubeで授業動画を見る事と参考書で対策しました。共通テストの過去問は7年分、多摩美の学科の過去問は3年分くらい解きました。
Q. 実技上達のため取り組んでいたことはありますか。
A. デッサン対策ではクロッキーをしていました。鏡があると描けるポーズが広がるのでおすすめです。色彩対策は画塾以外でもお絵描きアプリで練習するようにしていました。また、多摩美の統合デザインは毎年傾向が似ているので過去問研究がおすすめです。
Q. これから受験する方に伝えたいことがあれば教えてください。
A. 高校3年秋〜冬までに幅広い表現に挑戦して、直前は自分の得意な表現で押せると良いと思います。
デッサンでは描きやすいポーズ、色彩では得意なテクスチャや好きな色の組み合わせを決めておくと迷わずに描きやすいです。
自分にむ向いている表現、時間配分を見つけられると描きやすくなります。
たくさん枚数を描いて最適なものをみつけましょう!
合格再現作品
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